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Posted by おてもやん at

2012年08月07日

軽微な忘却が運動指令の最適化に貢献することを・・・

おはようございます。ふくえん熊本の益田です(^.^)

個人的なことですが、
来週のお盆は休みをいただいて、久しぶりに帰省する予定ですUP

単身生活を初めて1年と8ヵ月(うち禁煙生活=10ヵ月、TV無し生活=6ヵ月)。色んな意味で修業の毎日ですが、
メンタル的、肉体的に疲弊することも度々あります困ったな

気持ちよく帰れるように、そして、家族と再会できる喜びをモチベーションに
今週は、仕事の完結を目標にガンガン走り回りたいと思います。グッ


それでは業界ネタを・・・・

『軽微な忘却が運動指令の最適化に貢献することを証明――東京大学』
(ケアマネジメントオンライン 2012/07/23 17:00 配信)

東京大学大学院教育学研究科の平島雅也助教および野崎大地教授は、運動学習プロセスにおける「軽微な忘却」には、運動指令を最適化するという予想外の効果があることを理論的に証明したと発表した

この研究では、脳における最適化計算の実態は謎に包まれていたが、脳に生得的に備わっている忘却という機能がその役割を担っている可能性を初めて示したことで注目が集まっている。

忘却というと、記憶を阻害するものとして悪いイメージを持つ人が多いが、今回の研究では、運動を学習する場合、その記憶を「少しずつ忘れる」ことは、むしろ、運動制御の指令を最適化する効果があることを初めて理論的に証明。また、個々の記憶素子において軽微な忘却が起こることを仮定してニューラルネットワークモデルを構築すると、霊長類の一次運動野神経細胞で観察されるのとほぼ同じ神経活動パターンを再現できることを明らかにした。これらの結果は、脳の運動学習プロセスにおける軽微な忘却が、運動指令の最適化に貢献している可能性を示唆している。

極限のパフォーマンスを目指すスポーツ選手や音楽家では、パフォーマンス低下を恐れるがあまり、過度の練習を行い、心身に様々な問題を来たすケースも少なくない。しかし、この研究で示した通り、軽微な忘却であれば、それはむしろ効率のよい動作に導いてくれる可能性もある。今後、忘却の有効性に関する理解がより深まることで、適度な休息を含んだ効果的な練習スケジューリングの開発などにつながることが期待される



  


Posted by ふくえん at 08:30Comments(0)介護保険情報