2015年09月10日

モニタリングにて

 モニタリングに伺った利用者さまのご家族さまから伺った話なんですが・・・
 長野県の山間村に仕事で行く事があり、そこでの体験をお聞きして大変興味深かったので書いてみます。

 その村は、電気・水道・ガスは通っているが、コンビニもなく、ましてやデイサービスに行こうと思ったら車で2時間かかるという村だったそうです。
 もちろん、過疎化も進み村人の殆どが高齢者。独居の高齢者も多い村だったようです。
 
 そのご家族さまが民泊された処の、おかみさんが夕方突然『ちょっと出かけてきます』と言われたので、気になって『どちらに行かれるのですか?』と尋ねられた所、大量のお弁当を近所に住む高齢者宅に1件1件、届けに行くと言われたそうです。
 現在は、村がNPO法人となり材料代くらいの補助金はあるようですが、昔から高齢者は村のみんなで助けて行こうと言った風習が根付いているとの事。
 
 うまく説明出来ていませんが、この話を聞いて福祉の原点だなと思いました。
 そういえば、長野県ってヘルパーの発祥の地ですね。
  
 



Posted by ふくえん at 19:44│Comments(0)
 
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