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Posted by おてもやん at

2014年03月11日

ふくえん 清田です

福祉の現場で働く介護職員の負担軽減に向け

京都府がものづくり企業や大学などと開発している

介護支援用具の試作品がこのほど完成した。

高齢者の歩行を助けたり

障害者の水遊びを支えたりする独自製品で

施設入所者や介護職員の助言を受けながら

2014年度中の商品化に向け改良を重ねている。

試作したのは

いすに座った状態からの立ち上がりを補助する

「歩くことをあきらめない歩行器」と

水に浮くライフジャケットを分割して着脱が容易にした

「浮水(ふすい)遊具」。

福祉施設や理学療法士、デザインの専門家らで

昨年5月に立ち上げたプロジェクトチームが形にした。

歩行器は

高齢者が両腕を置く手すり部分に油圧装置を組み込み

筋力が低下した足の動きをサポートする。

高齢者を抱きかかえて介助する

スタッフの腰痛防止のために開発した。

アイデアを提供した特別養護老人ホームの施設長は

「入院後などに足腰が弱って寝たきりになるケースを防ぐことも可能になる」

と期待を寄せる。

試作品開発を担当した京都試作センターの技術アドバイザーは

「油圧の負荷のかけ方や手すりの角度など、もう少し改良を重ねていきたい」

と話す。

歩行器と浮水遊具は本年度内に試作を終え

14年度から量産に向けた検討を進める方針。

府介護・地域福祉課は

「福祉施設の知恵と京都のものづくり技術を合わせて

要望に応えられる用具のめどが立った。

京都発の用具を介護職の魅力アップにつなげたい」としている

そうです。  

Posted by ふくえん at 18:13Comments(0)清田日記