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Posted by おてもやん at

2013年07月08日

主治医との連携マニュアル発行

(CMO 2013/06/28 17:00 配信)

日総研出版は6月、『連携がうまくいく 主治医VSケアマネ』を発行した。表紙には「連携がうまくいく」の前に「ケアマネを悩ませる主治医と」とわざわざ記されており、まさにご利用者の主治医との連携に悩んでいるケアマネジャーにとって、救いの一冊だ。

サブタイトルに「困ったケース・場面の解決策40」とあるとおり、具体的なエピソードを紹介しながら、さまざまなタイプ別・状況別に応じた、医師との上手な付き合い方を学べる。
著者は千葉県柏市にある医療法人社団葵会・柏リハビリテーション病院 院長代理で、医学博士・認知症サポート医・主任介護支援専門員の宮本 尚氏。

皆さんも、医療の専門用語攻めの医師や、多忙を強調し、見下すような口調の医師などに出会ったことがあるだろう。ケアマネ最大のネックである主治医の連携を強化するために、これまでの苦い経験をタイプ別に分類。具体的は、1人目:非協力的な開業医、2人目:高飛車な操業病因医師、3人目:傲慢な開業医、その他、優柔不断な開業医、短絡的な総合病院医師、すぐキレる医師、頼りにならない医師……よくこれほどまでにネガティブな医師像を集めたと関心するほどだが、それらすべてが、本当にありがちなところがミソだ。

本書は、40もの事例から、さまざまな場面での具体的な対応策がわかるテキストとしても有効だし、事例だけでなく、「介護問診票」「地域生活連携シート」など、連携な効果的なツールも収録されているので、すぐに使える実用書としても便利に使える。なにより、かなり面白い読み物としても一読の価値ありの一冊だ。



■発行:日総研出版

■ページ数: 208ページ

■出版社: 日総研出版

■定価:2300円(税込)

■発売日:2013年6月


◎日総研
http://www.nissoken.com/


【CMO編集部 樋口】
  


Posted by ふくえん at 08:30Comments(0)お知らせ&ご案内