2012年10月01日
「ノーリフト」で腰痛予防とケア向上・・・・
おはようございます。ふくえん熊本の益田です
今日から10月に入りますが、10月1日は何の日かご存知ですか??
そう「福祉用具の日」です!
高齢化の進展や、ノーマライゼーションの考えが普及していく中
多くの方々に福祉用具を知っていただき、社会全体が福祉用具を身近に感じられるよう、
平成14年から10月1日を「福祉用具の日」としました。
ということで、「福祉用具の日」に関連する業界ネタです
「ノーリフト」で腰痛予防とケア向上- 「福祉用具の日」前に保田氏講演
(キャリアブレイン 2012年09月28日 18:55 )
「福祉用具の日」(10月1日)を前に、福祉用具の可能性を考える記念イベントが28日、東京都内で開かれた。「持ち上げない」介助方法を啓発する「日本ノーリフト協会」の保田淳子代表が講演。「介助用リフトを使ってもらうことは、労働環境を変える成功体験になる」と、福祉用具の持つ役割を訴えた。

「抱えない」介助がもたらす変化を話す保田氏(28日、都内)
「ノーリフト」とは、押す、持ち上げる、運ぶ、などの人力のみによる介助を禁止する運動で、豪州で始まった。具体的には、介助用リフトやスタンディングマシーンをより多くの施設や在宅で使ってもらうことで、介助者の腰痛を防ぎ、被介護者の生活範囲を広げるなどケアの質向上を目指す。日本では、豪州-でヘルパーとして働いた経験があり、看護師でもある保田氏が中心となり運動を進めている。
福祉用具専門相談員や、福祉住環境コーディネーターの資格を持つ人が多く集まった会場で、「看護師は用具の説明に来た人の話を聞く時間がなく、結局カタログを見て選んでいる」と経験談を紹介。「福祉用具を、看護師や介護士にまず『遊んで』もらい、どういう利点やリスクがあるか、興味を持ってもらってほしい」と話した。
介助者にとって腰痛は離職の原因になるため、他国では「労災予防」としての対策が進んでいるという。「日本でも、離職を抑えるリスクマネジメントとしての発想が必要」と保田氏。福祉用具の導入には、お金や場所などの課題を挙げる介護現場が多いが、「(腰痛という)課題を解決してこそプロと言えるはず」と述べ、「福祉用具相談員の人には、どんどん現場に入っていき、現場の『困ってること』を聞きだしてほしい」と語った。
講演後には、2010年に創設された「福祉用具専門相談員実力ランキングテスト」の、試験上位者4人による座談会もあり、相談員としてのスキルアップの秘訣や、仕事の中での成功体験などを紹介した。【大島迪子】

今日から10月に入りますが、10月1日は何の日かご存知ですか??
そう「福祉用具の日」です!
高齢化の進展や、ノーマライゼーションの考えが普及していく中
多くの方々に福祉用具を知っていただき、社会全体が福祉用具を身近に感じられるよう、
平成14年から10月1日を「福祉用具の日」としました。
ということで、「福祉用具の日」に関連する業界ネタです

「ノーリフト」で腰痛予防とケア向上- 「福祉用具の日」前に保田氏講演
(キャリアブレイン 2012年09月28日 18:55 )
「福祉用具の日」(10月1日)を前に、福祉用具の可能性を考える記念イベントが28日、東京都内で開かれた。「持ち上げない」介助方法を啓発する「日本ノーリフト協会」の保田淳子代表が講演。「介助用リフトを使ってもらうことは、労働環境を変える成功体験になる」と、福祉用具の持つ役割を訴えた。

「抱えない」介助がもたらす変化を話す保田氏(28日、都内)
「ノーリフト」とは、押す、持ち上げる、運ぶ、などの人力のみによる介助を禁止する運動で、豪州で始まった。具体的には、介助用リフトやスタンディングマシーンをより多くの施設や在宅で使ってもらうことで、介助者の腰痛を防ぎ、被介護者の生活範囲を広げるなどケアの質向上を目指す。日本では、豪州-でヘルパーとして働いた経験があり、看護師でもある保田氏が中心となり運動を進めている。
福祉用具専門相談員や、福祉住環境コーディネーターの資格を持つ人が多く集まった会場で、「看護師は用具の説明に来た人の話を聞く時間がなく、結局カタログを見て選んでいる」と経験談を紹介。「福祉用具を、看護師や介護士にまず『遊んで』もらい、どういう利点やリスクがあるか、興味を持ってもらってほしい」と話した。
介助者にとって腰痛は離職の原因になるため、他国では「労災予防」としての対策が進んでいるという。「日本でも、離職を抑えるリスクマネジメントとしての発想が必要」と保田氏。福祉用具の導入には、お金や場所などの課題を挙げる介護現場が多いが、「(腰痛という)課題を解決してこそプロと言えるはず」と述べ、「福祉用具相談員の人には、どんどん現場に入っていき、現場の『困ってること』を聞きだしてほしい」と語った。
講演後には、2010年に創設された「福祉用具専門相談員実力ランキングテスト」の、試験上位者4人による座談会もあり、相談員としてのスキルアップの秘訣や、仕事の中での成功体験などを紹介した。【大島迪子】