2013年01月10日
炭酸入浴が筋肉をやわらかくする?
筋肉の疲労回復を早める効果も
花王ヒューマンヘルスケア研究センター・パーソナルヘルスケア研究所は、日本赤十字北海道看護大学・山本憲志准教授と共同で、炭酸入浴の筋肉に及ぼす影響を調べ、炭酸入浴とストレッチングの継続は、同様のさら湯入浴よりもからだの柔軟性(伸びやすさ)を促進することを確認した。
社会の高齢化が急速に進むなか、加齢やそれに伴う生理機能の減退によって運動不足となり、中高齢者の身体活動能力・日常生活動作能力が低下している。とりわけ脚の筋肉の柔軟性は、加齢や運動不足などにより低下することが知られている。脚の柔軟性の低下は「歩く」などの日常生活に支障をきたす場合や、腰痛など身体の不調に結びつく可能性が考えられる。
研究では、炭酸入浴の筋肉に及ぼす影響を調べ、また、毎日の入浴とストレッチングの継続が、からだの柔軟性にどのように影響するかを検証した。その結果、炭酸入浴と30秒ストレッチングの継続により、脚の筋肉や足首がやわらかくなるといった変化が確認され、筋肉の疲労回復を早める効果や、脚の筋肉の柔軟性が関係する腰痛などになりにくくなるなどの効果にもつながると考えられるという。今後、同研究の知見をもとに、不調を予防・緩和するため、炭酸入浴など健康なからだへの取り組みを提案していくという。
(記事:ネットパイロティング 2012/12/20)
花王ヒューマンヘルスケア研究センター・パーソナルヘルスケア研究所は、日本赤十字北海道看護大学・山本憲志准教授と共同で、炭酸入浴の筋肉に及ぼす影響を調べ、炭酸入浴とストレッチングの継続は、同様のさら湯入浴よりもからだの柔軟性(伸びやすさ)を促進することを確認した。
社会の高齢化が急速に進むなか、加齢やそれに伴う生理機能の減退によって運動不足となり、中高齢者の身体活動能力・日常生活動作能力が低下している。とりわけ脚の筋肉の柔軟性は、加齢や運動不足などにより低下することが知られている。脚の柔軟性の低下は「歩く」などの日常生活に支障をきたす場合や、腰痛など身体の不調に結びつく可能性が考えられる。
研究では、炭酸入浴の筋肉に及ぼす影響を調べ、また、毎日の入浴とストレッチングの継続が、からだの柔軟性にどのように影響するかを検証した。その結果、炭酸入浴と30秒ストレッチングの継続により、脚の筋肉や足首がやわらかくなるといった変化が確認され、筋肉の疲労回復を早める効果や、脚の筋肉の柔軟性が関係する腰痛などになりにくくなるなどの効果にもつながると考えられるという。今後、同研究の知見をもとに、不調を予防・緩和するため、炭酸入浴など健康なからだへの取り組みを提案していくという。
(記事:ネットパイロティング 2012/12/20)
