2015年07月10日
特別な雨「催類雨」
梅雨が明けた...というニュースは聞きませんが、急激な暑さで参ってしまいそうな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか

昨日も今日も30度を超えているようで、熱中症の話もちらほら聞くようになってきました

高校野球のニュースも耳に入ってくるようになりましたし、梅雨が明ければ本格的な夏到来でしょうね

あまりに暑いのでかき氷の話でもしようと思ったのですが、、、少し前のお話、今週の火曜日は7月7日で七夕でしたね

一般的には年に1度、織姫と彦星が会える日です

しかし、この7月7日に雨が降ると天の川が見えず会うことが叶わないと言われています

この7月7日に降る雨のことは催涙雨(もしくは酒涙雨)と言うそうです

ちなみに読み方は「さいるいう」と読みます

再会が叶わなず流す悲しみの涙...と言われているのですが、実はもう1つ、再会して別れる時の惜別の涙とも言われています

朝から雨が降っていれば悲しみの涙...夜になって雨が降ってくれば惜別の涙ということでの催涙雨なのでしょうね

同じ催涙雨でもほぼ反対の意味合いを持つというのも、言葉としては興味深いですけど、どちらも切なく悲しいものです

ちなみに7日の前日に降る雨を洗車雨(せんしゃう)と言うそうですよ

織姫に会うために彦星が自ら牛車を洗っている水...ということらしいですが、車を洗うイメージしか湧きません

今週の6日と7日の天気はどうだったんでしょうね

頭の片隅にでも入れて7月6日と7日を迎えると、また違った捉え方ができるかもしれませんよ
