2015年05月09日
シャープ 資本金1200億円超から1億円に → 5億円に留まる!?
とある土曜日の午後、皆様いかがお過ごしでしょうか

昨夜テレビでニュースを見ていたのですが、昨日載せたがん治療法の話なんて全く報道してませんでした

他の局では報道してたんでしょうか...高崎山のおさるさん命名のニュースよりも取り上げて欲しい気がするんですけど

ただ今回の命名の件は民法各局で問い合わせをしたりするなど、英国皇室や大使館も大変だったような気がしてます

「シャーロット」と検索するとおさるさん命名のことばかり上位に来てるんですが...何だか変な感じがしますし

ちなみにシャーロット王女が、まだお産まれになってなかったらおさるさんの名前はラッスンだったみたいですよ

とまぁ、話がずれてきたので本題に入りますけど、もう大々的に報じられてるのでご存知の方も多いとは思いますが、
「シャープ 資本金を1200億円超から1億円に。法律上中小企業転落へ」
このニュースにはさすがに驚きました

我が家にもシャープ製品の家電はあるんですが、そのシャープがこんなことになろうと考えもしなかったですね

まだ株主の合意が必要な段階ではありますが、日本の企業として何とか踏ん張って欲しいものです

**************************************
シャープ、資本金1億円に 大幅減資で累損を一掃 |
経営再建中のシャープの財務改善策が8日わかった。主力2行に対する優先株発行などで資本を拡充する一方、1200億円以上ある資本金を1億円に減らし、累積損失を一掃する。 経営破綻していない大企業が99%以上の大幅な減資をするのは極めて異例だ。 税制上の優遇措置を受けながら収益を改善し、他社との資本提携や復配、新たな増資などを模索する。 14日に2015年3月期の決算と合わせ発表する。約2000億円の資本支援を決めているみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行の主力2行も減資に合意しているもようだ。 シャープは12年3月期と13年3月期に計9000億円以上の連結最終赤字を計上。14年3月期は黒字化したが、単独で約200億円の繰越欠損金があった。15年3月期は2000億円超の連結最終赤字に転落、単独の累損も膨らんだもようだ。 減資で累損をなくせば将来の復配につながり、公募増資や資本提携なども進めやすくなる。 また資本金を1億円以下にすると「中小企業」と見なされ、法人税への軽減税率の適用、外形標準課税の不適用など税制上の優遇措置も受けられる。 株主の合意が必要なため、6月下旬の株主総会で優先株の発行と減資を決議する予定だ。 シャープは16年3月期も1000億円超の最終赤字が見込まれ、さらに財務が傷む懸念があった。 今回の減増資で財務改善を進め、18年3月期末に連結の自己資本比率を約10%に戻す計画だ。 |
**************************************
↓↓以下5月13日追記↓↓
**************************************
シャープ、「中小企業化」断念 批判受け資本金5億円に |
シャープは1218億円の資本金を1億円へ大幅に減らす減資案を断念する。 税法上の「中小企業」となることで税の軽減をねらったが、売上高3兆円近い企業が優遇を受けることに批判が出ていた。新たな資本金は5億円程度を考えている。 資本金を1億円以下にすれば、企業規模などに応じて税金を課される外形標準課税が適用されない。 シャープは経営再建策の一つとして、こうした優遇措置を受けられる大幅な減資を考えていた。しかし、宮沢洋一経済産業相が12日に「若干、企業再生としては違和感がある」と指摘し、取引銀行幹部からも「世間の納得を得られないのではないか」といった声が出ていた。 シャープは2014年3月末で208億円(単体)の繰り越し赤字があり、15年3月期決算でさらに膨らむ見通しだ。資本金を大きく取り崩して繰り越し赤字を埋める方針は変えず、新たな資本金は5億円程度を軸に考えている。 |
**************************************
2015年05月09日
遠隔操作でロボットによる見守り ホームケアーの各施設に導入進める―奈良県
奈良県は、介護施設・サービス業を行うホームケアー株式会社との共同で、介護施設や高齢者用住宅での見守り作業を遠隔操作で行うためのシステムを開発し、4月24日、ホームケアー大日で事業化したことを発表した。
このシステムは、介護現場における人材不足や夜間作業の軽減を目的に、開発したロボットが見守り作業を行うというもの。
従来の監視カメラは、プライバシーの問題から設置がしにくかったが、本システムでは必要な時に必要な場所にロボットを派遣し、見守り作業を行うことができる。
また、オペレータが部屋を指定すると、ロボットは施設のマーキングに従ってその部屋への移動を行うため、オペレータは少ない負担で夜間の見守り作業ができる。被介護者は、ロボットを通じてオペレータと会話をすることも可能だ。

現在はこの見守り作業は1つの施設内で行われているが、県は将来的に、いくつかの施設の見守りを一箇所の集中管理センターで同時に行えるシステムへと発展させていく予定だという。
本システム(ロボットを含む)の販売については、ホームケアー各施設へ導入した後、検討を行うという。
◎奈良県
http://www.pref.nara.jp/