2015年03月16日
花粉症の仕組み
皆さま、3月も中頃を迎えいかがお過ごしでしょうか

まぁ季節がら時期でもありますし、ちょうどニュースも見ましたので花粉症について少し触れようかと。
毎年悩まされたり苦しんでる方は大勢いらっしゃると思いますが、逆に普段と変わらない生活を送れている方もいらっしゃるかと思います。
ところで花粉症になる仕組みってご存知ですか?

花粉症はざっくりとですが、以下のような仕組みで発症するそうです

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(1) | 花粉(抗原)が体内に侵入![]() |
(2) | かゆみや炎症を引き起こす化学伝達物質をたくわえている「肥満細胞」に、花粉に対する抗体(IgE抗体)が付着![]() ![]() |
(3) | 花粉との接触を何年も何回も繰り返すうち、IgE抗体の付着した肥満細胞が増加![]() ![]() ![]() |
(4) | IgE抗体の付着した肥満細胞が、ある一定数まで増えると、アレルギーを発症する手前の段階である「感作」が成立。この時点で、アレルギー発症の準備が整ったことを意味する![]() ![]() ![]() ![]() |
(5) | 感作の状態で抗原が再侵入してくると、肥満細胞に付着しているIgE抗体が「抗原抗体反応」という反応を起こす![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
(6) | 抗原抗体反応に伴い、ヒスタミンなどの化学伝達物質がまき散らされることで、くしゃみや目のかゆみなどの症状が出るようになる![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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ということらしいです

アレルギー反応の準備ができた感作の状態では花粉症の症状はまだ現れないそうで、ここからくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの諸症状が出現すると、「花粉症を発症した」とされるんだそうです

ただ発症するのは感作された人の3~5割とのこと。
感作から発症に至るには、抗原すなわちスギ花粉などへの暴露量が、ある一定値を超えることが引き金となるそうなのですが、その一定値に達するのがいつなのかを知ることはできないらしいです

これまで発症していないからといって、「今後も発症しない」という保証はどこにもないということです

また、一度感作を経てアレルギー反応が出てしまうと、その状態がリセットされることは基本的にはないというなので、ずっと花粉症と付き合っていかないといけなくなってしまうみたいですね...

花粉症じゃない方...ある日突然、アレルギー症状が出る可能性があるかもしれません。
国民病とも呼ばれている花粉症です。マスクやメガネでなるべく花粉を体内に取り込まないように気をつけたいですね
