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Posted by おてもやん at

2012年02月08日

脱水症状時の水分補給、間違った認識をしている人多数・・

こんばんは!ふくえん熊本の益田です(^_^)

最近忙しいので業界ネタのオンパレードですが、近日中にはしっかり投稿したいと思います。
それではニヤリ


『脱水症状時の水分補給、間違った認識をしている人多数 --民間調査』

(ケアマネジメントオンライン 2012/01/31 12:00 配信)

ネットリサーチのマイボイスコム株式会社は、全国の20~50代男女で、2011年1月~12月に本人または子どもが風邪やノロウイルスなどの感染性胃腸炎、インフルエンザにかかった人を対象に「風邪、流行性感冒などの諸症状」についてのアンケートを行なった。

その結果、今年の風邪の症状には長期化傾向がみられ、水分補給に注意が必要なこと、脱水症状時に水を飲むだけでは脱水状態を改善できない事実を6割が知らないこと、経口補水液の認知率がほぼ半数であることが判明した

風邪などによる下痢や嘔吐、多量の発汗では、水分だけでなく体内の塩分も失われるため、水だけを飲むと体の塩分濃度がさらに低下することがある。脱水状態から回復するには、経口補水液などで塩分(電解質)を補うことが望ましいが、アンケートの結果から、正しい知識が行き渡っていないことが浮き彫りになった。また、冬場の水分補給が十分ではないことも気にかかる。

同アンケートでは、中年以下の大人と子どもの脱水症状時の対策をたずねているが、高齢の親世代についても同様の対策がとられていることが推測される。加齢にともない体内の水分が不足しがちな高齢者こそ、脱水症状への適切な対応が不可欠。インフルエンザの流行が懸念される今、正しい水分補給について知っておきたい。

【調査の概要】
■調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)

■調査時期:2011年12月16日~12月19日

■回答者数:600名 20~50代男女
「本人」(風邪、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎、インフルエンザなどにかかった大人)300名 、「子ども」(小学生以下の子どもが風邪、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎、インフルエンザなどにかかった人)300名 

主な調査結果は以下の通り。

最近1年の風邪諸症状の傾向について
最近1年間にかかった風邪の諸症状の程度を「軽度(くしゃみ・のどの痛み・軽い咳など)」「中度(ひどい鼻づまり・37.5度以上の熱・下痢・嘔吐など)」「重度(5日以上続く高熱・意識障害・脱水症状など)」の3段階でたずねたところ、本人・子どもともに重度はいずれも3~4%台と少なかったが、子どもは中度が74.0%で比率が高いことがわかった。

2011年1月~12月のいつ「風邪、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎、インフルエンザなど」にかかったかという質問に対しては1月、2月、11月、12月の冬場が本人・子どもともに2、3割と高く、特にピークとなるのは1月であることがわかった。このシーズンの風邪の諸症状について例年と比べ期間はどうかという質問に対しては、本人44.3%、子どもで32.0%が長いと感じていることがわかった。一方、短いと感じたのはともに1割程度で、例年と比べ症状が長引いている傾向がみられた。

日常生活での水分補給について
風邪の諸症状時の水分補給をたずねるため、比較として日常生活での水分補給についても質問したところ、本人が日常の水分補給に用いているのは「お茶」がトップで、「水」「コーヒー」と続く。子どもでは「お茶」「水」「牛乳・乳飲料・乳酸菌飲料」の順だった。水分補給することが多い季節の順位では、本人・子どもともに夏、春、秋、冬の順だが、最も水分が不足すると思う季節をあげてもらうと、全体では夏、冬、秋、春の順で、冬の水分不足と摂取状況とに矛盾がみられた。

風邪の諸症状時の水分補給について
風邪の諸症状時の水分補給は本人の67.4%、子どもの71.4%が「いつもより多く摂取する」と回答。その際の飲み物は、本人が「お茶」68.0%、「水」67.0%が上位、子どもでは「スポーツ飲料」が64.3%でトップだった。また水分・電解質補給に適した経口補水液は、子どもで8.7%となっている。

風邪の諸症状時に脱水症状に陥ることの知識
風邪の諸症状時に脱水症状に陥ることの知識は全体で78.8%と高く、本人の38.7%、子どもの31.7%が「口の中が乾いたり口のまわりの粘膜が乾燥する脱水症状」を経験していると答えている。

脱水症状時の水分補給について、「口の中が乾いたり口のまわりの粘膜が乾燥する脱水症状時に水だけを飲むと、体内の塩分やその他電解質が薄まってしまい、症状が悪くなることがあることを知っていたか」の問いに、全体の58.5%が「知らなかった」と回答。脱水症状時の水分補給に用いる飲み物では、「水」57.8%、「お茶」46.9%という結果で、脱水症状時の水分補給について正しい理解があまり浸透していないことがわかった。

経口補水療法について
水分・電解質補給に適した「経口補水液」の認知率は、全体の33.3%で、本人が病気にかかった人では27.3%で、子どもが病気にかかった人では39.3%だった。経口補水液の説明を呈示、「風邪の諸症状で脱水症状になった時、経口補水液を飲みたいか」との質問では、全体の80.2%が「飲みたい」と回答した。



  


Posted by ふくえん at 19:43Comments(0)介護保険情報