2014年08月27日
在宅介護3人に1人が相手が「憎い」と回答 連合調査
(けあNews 2014-08-23 17:00)
在宅で介護する人へのケア、不十分
連合(日本労働組合総連合会)は8月21日、自宅で介護する人を対象に実施した意識調査の結果を発表した。
これによると、「在宅介護を続けていけない」と感じている人は30.6%、「過去に虐待を行ったことがある」人が12.3%に昇ることが明らかになった。
さらに、全体の80.0%の人が介護にストレスを感じており、35.5%が「相手に憎しみを感じている」と回答した。特に認知症の介護に大きなストレスを感じている人が多く、徘徊など認知症の症状が進むにつれて、在宅介護の負担に耐えられないと答える人が増えている。

(画像は、連合のホームページより)
急がれる、困ったときの支援体制作り
では、在宅介護の負担を軽くするために、どのような対策が必要なのだろうか。
介護負担を軽くするために充実させてほしいことを尋ねたところ、「緊急時の相談・支援体制の充実」と回答した人が最も多く、34.5%だった。次いで、「生活援助の介護保険適用範囲の拡大」27.4%、「低所得世帯向けの介護費用の助成」26.1%、「夜間などヘルパーの柔軟な利用」23.1%と続く。
また、介護保険サービスで困っていることで、最も多かったのが「利用回数・日数が少ない」こと。43.1%の人がもっと頻繁にサービスを受けたいと感じている。「夜間・緊急時に利用できない」42.7%、「待機者が多く施設に入れない」39.8%と回答した人も多かった。
この調査は2月~4月にかけて実施したもので、今回発表された調査結果は、在宅で介護をしている40歳以上の人、1,381名の回答をまとめたものである。
▼外部リンク
日本労働組合総連合会(連合)ホームページ
http://www.jtuc-rengo.or.jp/
在宅で介護する人へのケア、不十分
連合(日本労働組合総連合会)は8月21日、自宅で介護する人を対象に実施した意識調査の結果を発表した。
これによると、「在宅介護を続けていけない」と感じている人は30.6%、「過去に虐待を行ったことがある」人が12.3%に昇ることが明らかになった。
さらに、全体の80.0%の人が介護にストレスを感じており、35.5%が「相手に憎しみを感じている」と回答した。特に認知症の介護に大きなストレスを感じている人が多く、徘徊など認知症の症状が進むにつれて、在宅介護の負担に耐えられないと答える人が増えている。

(画像は、連合のホームページより)
急がれる、困ったときの支援体制作り
では、在宅介護の負担を軽くするために、どのような対策が必要なのだろうか。
介護負担を軽くするために充実させてほしいことを尋ねたところ、「緊急時の相談・支援体制の充実」と回答した人が最も多く、34.5%だった。次いで、「生活援助の介護保険適用範囲の拡大」27.4%、「低所得世帯向けの介護費用の助成」26.1%、「夜間などヘルパーの柔軟な利用」23.1%と続く。
また、介護保険サービスで困っていることで、最も多かったのが「利用回数・日数が少ない」こと。43.1%の人がもっと頻繁にサービスを受けたいと感じている。「夜間・緊急時に利用できない」42.7%、「待機者が多く施設に入れない」39.8%と回答した人も多かった。
この調査は2月~4月にかけて実施したもので、今回発表された調査結果は、在宅で介護をしている40歳以上の人、1,381名の回答をまとめたものである。
▼外部リンク
日本労働組合総連合会(連合)ホームページ
http://www.jtuc-rengo.or.jp/
Posted by ふくえん at 08:30│Comments(0)
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