2014年03月05日
ロボット技術の住宅内での応用を共同研究・・・
<介護者の負担を軽減>ロボット技術の住宅内での応用を共同研究――積水ハウス
(CMO 2014/03/04)
積水ハウス株式会社は、2月17日、ロボット・医療用機器などを得意とするマッスル株式会社と、住宅内におけるロボット技術の応用に関する共同研究・開発を開始すると発表した。
65歳以上の要介護者等認定者数は、2010年度末で490万人にのぼり、男性の42%、女性の30%が「自宅での介護」を希望している(内閣府「高齢社会白書2013年度版」)。こうしたニーズの反面、老老介護や介護者の負担の増加などが社会課題となっている。
積水ハウス株式会社とマッスル株式会社は、これらの課題を解決することを目的に、ロボット技術の導入による高齢者在宅介護の支援や、人とロボットの双方の得意分野を生かすことができる住空間などについて共同研究・開発を行う。また、マッスル社の移乗システムの販売での業務提携も視野に入れる。
研究では、ロボット技術は「介護者など人が介在することで、ぬくもりのある介護が可能になる」との考えのもと、介護者の手のように扱え、負担を軽減する移動介護ロボット技術を活用し、要介護者が室内外へスムーズに移動できる空間設計について検証する。
また、マッスル社のモーションコントロール(制御システム)技術を活用し、「HEMS」での温熱環境制御に合わせた開口部の開閉自動制御のほか、設備機器類の高さ制御、玄関の段差の解消など住宅の可変性の向上についても共同研究・開発を行う。
■共同研究・開発ロードマップ
・人々の生活向上という共通理念のもと、ロボット技術と住空間設計の融合による生活の質向上をテーマに、研究・開発を進め、成果を定期的に発信
・STEP1 2014年2月~
積水ハウス総合住宅研究所納得工房の施設を中心に、ロボット技術を活かせる住空間モニター実証実験などの確立の共同研究・検証
・STEP2 ~2014年中
実際の居住空間での検証、積水ハウスのお客様によるモニター実証実験など
・STEP3 ~2015年末
「共創」による技術の実証やビジネスモデルの確立
◎積水ハウス株式会社
http://www.sekisuihouse.co.jp/
◎マッスル株式会社
http://www.musclecorp.com/index.php

(CMO 2014/03/04)
積水ハウス株式会社は、2月17日、ロボット・医療用機器などを得意とするマッスル株式会社と、住宅内におけるロボット技術の応用に関する共同研究・開発を開始すると発表した。
65歳以上の要介護者等認定者数は、2010年度末で490万人にのぼり、男性の42%、女性の30%が「自宅での介護」を希望している(内閣府「高齢社会白書2013年度版」)。こうしたニーズの反面、老老介護や介護者の負担の増加などが社会課題となっている。
積水ハウス株式会社とマッスル株式会社は、これらの課題を解決することを目的に、ロボット技術の導入による高齢者在宅介護の支援や、人とロボットの双方の得意分野を生かすことができる住空間などについて共同研究・開発を行う。また、マッスル社の移乗システムの販売での業務提携も視野に入れる。
研究では、ロボット技術は「介護者など人が介在することで、ぬくもりのある介護が可能になる」との考えのもと、介護者の手のように扱え、負担を軽減する移動介護ロボット技術を活用し、要介護者が室内外へスムーズに移動できる空間設計について検証する。
また、マッスル社のモーションコントロール(制御システム)技術を活用し、「HEMS」での温熱環境制御に合わせた開口部の開閉自動制御のほか、設備機器類の高さ制御、玄関の段差の解消など住宅の可変性の向上についても共同研究・開発を行う。
■共同研究・開発ロードマップ
・人々の生活向上という共通理念のもと、ロボット技術と住空間設計の融合による生活の質向上をテーマに、研究・開発を進め、成果を定期的に発信
・STEP1 2014年2月~
積水ハウス総合住宅研究所納得工房の施設を中心に、ロボット技術を活かせる住空間モニター実証実験などの確立の共同研究・検証
・STEP2 ~2014年中
実際の居住空間での検証、積水ハウスのお客様によるモニター実証実験など
・STEP3 ~2015年末
「共創」による技術の実証やビジネスモデルの確立
◎積水ハウス株式会社
http://www.sekisuihouse.co.jp/
◎マッスル株式会社
http://www.musclecorp.com/index.php

Posted by ふくえん at 08:30│Comments(0)
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