2013年11月20日

第3回介護甲子園を開催- 最優秀は特養「大井苑」

(キャリアブレイン 2013年11月18日 13:00 )

「介護から日本を元気に」のテーマの下、介護事業所が顧客満足度や従業員満足度を高めるための取り組みを披露し合う第3回「介護甲子園」(日本介護協会主催)の決勝大会が17日、東京・日比谷公会堂で開かれ、803事業所の中から選ばれた事業所が、独自の取り組みや利用者とのエピソードについてプレゼンテーションした。【ただ正芳】

第3回介護甲子園を開催- 最優秀は特養「大井苑」
第3回介護甲子園の表彰式(17日、東京都内)

 決勝大会のプレゼンテーションには、書類審査やインターネット投票などを経た5事業所の関係者が登壇。歩行訓練に特化した事業所や、「夕暮れ時に光がある」の理念の下、その人らしい看取りを行う事業所などが、日々の活動を自主制作の映像や寸劇などで紹介した。

 その後、来場者による投票が行われた結果、最優秀賞には、利用者の人生を「ナラティブ」(物語)と位置付け、それぞれのナラティブに寄り添ったケアを手掛ける特別養護老人ホーム「大井苑」(埼玉県ふじみ野市)が選ばれた。

 大会終了後、あいさつした同協会の左敬真理事長は、2025年までに100万人を超える介護従事者が必要となることに触れた上で、「介護にあこがれる仲間を増やすためにも、この大会をもっともっと大きくしていきたい」と述べた。

■地方での予選大会などの構想を発表

 また、同協会の斉藤正行副理事長は将来的な介護甲子園の方向性として、▽地方ブロックで予選を行った上で、決勝大会を実施する▽アジア大会開催など国際化▽良質な介護を提供する事業所を、介護甲子園として認定するマークの創設―を目指すことを明らかにした。また、第4回の介護甲子園を来年11月に日比谷公会堂で開催することも発表した。




Posted by ふくえん at 08:51│Comments(0)業界ニュース
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。