2011年09月16日
福祉用具の個別計画の書式、厳格に規定せず-厚労省・山下指導官
こんにちは!ふくえん熊本の益田です
今日は、福祉用具の旬な情報を一つ。
来年から新たに実施される予定の「個別援助計画」についてです
以下・・・
『医療介護CBニュース 9月15日(木)23時0分配信』
日本福祉用具供給協会が開いた「福祉用具貸与サービス計画書(個別援助計画書)」についての研修会(9月15日、東京都内)
厚生労働省老健局振興課福祉用具・住宅改修指導官の山下陽子氏は9月15日、東京都内で講演し、福祉用具利用者の基本的な情報や福祉用具の選定理由などを記載した「個別援助計画書」の作成を事業者の指定基準に位置付けることが、同省の検討会で提言されていると説明した上で、計画書の書式については「がちっと決めることにはならないのではないか」と述べ、厳格に規定することはないとの見通しを示した。日本福祉用具供給協会が主催した「福祉用具貸与サービス計画書(個別援助計画書)」についての研修会で述べた。
「福祉用具の現状について」をテーマに講演した山下氏は、厚労省の「福祉用具における保険給付の在り方に関する検討会」が今年5月に公表した議論の整理の中で、個別援助計画書の作成が「(事業所の)指定基準において明確に位置付けることが適当」と提言されていると説明。計画書の書式については、「現在作業が進行中で、今年中に方向性をまとめる」とした上で、「福祉用具以外(のサービス)には、個別援助計画の作成が位置付けられているが、特に書式は定められていない。(福祉用具も)そこから大きく外れたルールにしないと思う」「(書式を)がちっと決めてしまうと、利用者に対してやりにくいケースが出てきてしまう」などと述べ、厳格に規定しない方向で検討を進めていることを明らかにした。
■福祉用具の選定、「理由説明できるように」
この日の研修会ではまた、高齢者生活福祉研究所所長で理学療法士の加島守氏が、個別援助計画書の重要性について講演した。
加島氏は福祉用具の最大の使用目的について、「(利用者の)身体機能を補うこと」と説明。「(福祉用具専門相談員は)不便になった身体機能に対して、福祉用具のどの機能を使ったいいか、利用者にもっと説明できないといけない」と強調した。さらに、利用者の生活状況などが改善されているのかを定期的にモニタリングする必要性を指摘した上で、その頻度についても「半年に1回でいいのか」と疑問を呈し、家族や利用者の状況に応じたタイミングでの実施が必要と訴えた。
「今年中に方向性を固める」⇒確定はいつになるんだろう
1日でも早く決まって欲しいものです
それでは
追伸:
当ブログの左上にあります「プロフィール」の下の部分に「アンケートのお願い」を掲載しております。
ご協力の程、宜しくお願い致します(*^_^*)


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『医療介護CBニュース 9月15日(木)23時0分配信』
日本福祉用具供給協会が開いた「福祉用具貸与サービス計画書(個別援助計画書)」についての研修会(9月15日、東京都内)
厚生労働省老健局振興課福祉用具・住宅改修指導官の山下陽子氏は9月15日、東京都内で講演し、福祉用具利用者の基本的な情報や福祉用具の選定理由などを記載した「個別援助計画書」の作成を事業者の指定基準に位置付けることが、同省の検討会で提言されていると説明した上で、計画書の書式については「がちっと決めることにはならないのではないか」と述べ、厳格に規定することはないとの見通しを示した。日本福祉用具供給協会が主催した「福祉用具貸与サービス計画書(個別援助計画書)」についての研修会で述べた。
「福祉用具の現状について」をテーマに講演した山下氏は、厚労省の「福祉用具における保険給付の在り方に関する検討会」が今年5月に公表した議論の整理の中で、個別援助計画書の作成が「(事業所の)指定基準において明確に位置付けることが適当」と提言されていると説明。計画書の書式については、「現在作業が進行中で、今年中に方向性をまとめる」とした上で、「福祉用具以外(のサービス)には、個別援助計画の作成が位置付けられているが、特に書式は定められていない。(福祉用具も)そこから大きく外れたルールにしないと思う」「(書式を)がちっと決めてしまうと、利用者に対してやりにくいケースが出てきてしまう」などと述べ、厳格に規定しない方向で検討を進めていることを明らかにした。
■福祉用具の選定、「理由説明できるように」
この日の研修会ではまた、高齢者生活福祉研究所所長で理学療法士の加島守氏が、個別援助計画書の重要性について講演した。
加島氏は福祉用具の最大の使用目的について、「(利用者の)身体機能を補うこと」と説明。「(福祉用具専門相談員は)不便になった身体機能に対して、福祉用具のどの機能を使ったいいか、利用者にもっと説明できないといけない」と強調した。さらに、利用者の生活状況などが改善されているのかを定期的にモニタリングする必要性を指摘した上で、その頻度についても「半年に1回でいいのか」と疑問を呈し、家族や利用者の状況に応じたタイミングでの実施が必要と訴えた。
「今年中に方向性を固める」⇒確定はいつになるんだろう

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Posted by ふくえん at 09:23│Comments(0)
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