2015年04月22日
スマホアプリで介護事業所の検索可能に- 厚労省が開発、4月1日スタート
(キャリアブレイン 2015年03月31日 16時00分)
厚生労働省は4月1日、介護サービスの利用を考えている人やその家族などが、各事業所の情報を検索・閲覧することができるスマートフォンアプリケーションの運用を始める。このアプリは厚労省が新たに開発したもので、全国約19万か所の事業所の情報を公表する。GPS(全地球測位システム)を活用し、今いる場所から近くの事業所までの距離や道順を調べることもできる。【丸山紀一朗】

同省は介護保険法の規定に基づき、2006年4月から、介護サービス情報の公表制度を開始。利用者が事業所を比較・検討して選べるよう、毎年1回、事業所からの報告を受け、都道府県が事業所の情報をインターネットで公表している。直近1年間の1か月当たりの平均アクセス数は、約35万となっている。
4月1日から運用を開始するスマホアプリは、この公表制度を活用し、事業所の情報のうち運営方針やサービスの特色、営業時間、送迎サービスの有無、定員、空き数、連絡先などを検索・閲覧できるようにしたもの。
アプリの名称は「介護事業所ナビ」で、AndroidとiOSに対応する。スマホの縦長の画面に表示を最適化したほか、質問に答えるだけでニーズに合った事業所を見つけ出せる機能などを盛り込んだ。同省の担当者は、「パソコンがなく、スマホだけしか持っていない人の利便性が上がるよう開発した」とし、アプリの活用が進むことに期待感を示している。
厚生労働省は4月1日、介護サービスの利用を考えている人やその家族などが、各事業所の情報を検索・閲覧することができるスマートフォンアプリケーションの運用を始める。このアプリは厚労省が新たに開発したもので、全国約19万か所の事業所の情報を公表する。GPS(全地球測位システム)を活用し、今いる場所から近くの事業所までの距離や道順を調べることもできる。【丸山紀一朗】

同省は介護保険法の規定に基づき、2006年4月から、介護サービス情報の公表制度を開始。利用者が事業所を比較・検討して選べるよう、毎年1回、事業所からの報告を受け、都道府県が事業所の情報をインターネットで公表している。直近1年間の1か月当たりの平均アクセス数は、約35万となっている。
4月1日から運用を開始するスマホアプリは、この公表制度を活用し、事業所の情報のうち運営方針やサービスの特色、営業時間、送迎サービスの有無、定員、空き数、連絡先などを検索・閲覧できるようにしたもの。
アプリの名称は「介護事業所ナビ」で、AndroidとiOSに対応する。スマホの縦長の画面に表示を最適化したほか、質問に答えるだけでニーズに合った事業所を見つけ出せる機能などを盛り込んだ。同省の担当者は、「パソコンがなく、スマホだけしか持っていない人の利便性が上がるよう開発した」とし、アプリの活用が進むことに期待感を示している。