第2回介護甲子園を開催- 最優秀は特養「ケアポート板橋」

ふくえん

2012年12月15日 08:30

(キャリアブレイン 2012年12月10日 13:53 )

従業員や顧客の満足度をテーマに、介護事業所がそれぞれの取り組みを披露し合う第2回「介護甲子園」(日本介護協会主催)の決勝大会が9日、東京・日比谷公会堂で開かれ、423事業所の中から選ばれた事業所が、独自の取り組みや利用者とのエピソードについてプレゼンテーションした



第2回介護甲子園で最優秀賞を獲得した「ケアポート板橋」のメンバー(9日、東京都内)


 プレゼンテーションには、書類審査やインターネット投票などを経て決勝大会への進出を果たした5事業所の関係者が登壇。経済連携協定(EPA)で来日した介護福祉士候補者を受け入れたことがきっかけとなり、職員の意識が大きく変化した事業所や、東日本大震災で大きな被害を出しながらも震災翌日から利用者宅を訪れ、その生活をサポートし続けている事業所などが、その活動を寸劇や自主制作の映像で紹介した。その後、来場者による投票が行われた結果、最優秀賞には特別養護老人ホーム「ケアポート板橋」(板橋区)が選ばれた。

 日本介護協会の左敬真理事長は、「自分や自分の子ども、孫が受けるかもしれないインフラを、今、われわれはつくっている。(介護に携わる人は)その思いを持ち、もっともっと燃えてほしい」と強調。「(介護甲子園に参加した)われわれの一歩が介護業界を変え、その一歩が日本を変えていく。介護から日本が元気になっていく。そういう思いでわれわれは介護甲子園に取り組んでいる」と、来年の第3回に向けた意気込みを語った。【ただ正芳】


「介護から日本が元気になっていく。」 熱いっすね
素晴らしい取り組みだと思います

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