「介護リースター」介護追加保険に助成金手当を
おはようございます。ふくえん熊本の益田です
この2日間は30度を超える「真夏日」が続いたのですが、今日は一転して
梅雨らしいどんよりした天気です
昨日で、洗濯物干しといてよかったなーと
ホッとしているところです
それでは今日も業界ネタを一つ・・・
【ドイツ】「介護リースター」介護追加保険に助成金手当を
『法的介護保険に追加保険』
ドイツ政府は、助成金手当付き介護追加保険を導入する計画を発表。この新追加保険は「介護リースター(Pflege-Riester)」と呼ばれている。n-tv.deが6日、報じた。
ドイツでは1999年から2009年の間に、介護を必要とする人の数が16%増の230万人へと増加した。専門家は、2030年までに340万人に増えることを予測している。1995年、介護保険は強制保険として導入された。保険料は、雇用者と被用者が半分ずつ支払うことになっている。
法的介護保険は、費用の一部しか補償せず、大部分は自己負担である。現時点のホーム介護の要介護レベル1の人は、月額450ユーロの補助が出る。要介護レベル2では1,100ユーロ、要介護レベル3では1,550ユーロである。
しかし、レベル3におけるホーム介護の費用は、通常3,000ユーロ以上かかる。この差額を、介護追加保険で減らすことが目的なのである。
『年間60ユーロの助成金』
3段階の介護レベルすべてに保証を満たすには、男性25歳の場合、月々11ユーロ、女性で月々17ユーロの保険料である。35歳では、男性18ユーロ、女性27ユーロ、45歳では、男性29ユーロ、女性44ユーロとなる。
来年からは、ユニセックス料金が適用されるため、男性の保険料がアップする。
助成金は基本的には、法的介護追加保険に加入した人、全員が受け取れる。国からの補助として、収入に関係なく年間60ユーロか月々5ユーロを受け取れる。
介護追加保険の施行は2013年からで、まず、連邦議会で承認される必要がある。
(記事提供:保険市場タイムズ 2012/06/11)
日本の介護保険制度は、ドイツの介護保険を参考に作られたと言われています。
今年度(2012年4月)介護保険改定が実施されましたが、
今後も保険の動向からは目が離せませんね!
それでは
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