福祉用具専門相談員の指定講習、50時間に・・・
福祉用具専門相談員の指定講習、50時間に- サービス計画書の義務化受け、厚労省
(キャリアブレイン 2014年02月28日 18:51 )
厚生労働省は、
福祉用具専門相談員の資格を得るための指定講習について、50時間に拡充する方針を固めた。福祉用具を貸与したり販売したりする際に必要な
福祉用具サービス計画書に関する講習や作成のための演習が追加される。厚労省は、この拡充についてパブリックコメントの募集を行っている。【ただ正芳】
昨年4月、福祉用具の貸与・販売を行う際には
福祉用具サービス計画書の作成が義務化された。この改正を受け、厚労省では福祉用具専門相談員の資格を得るための指定講習の見直しにも着手。カリキュラムに福祉用具サービス計画書に関する講義や演習を追加した結果、総講義時間は40時間から50時間に増える。また、講習の受講者に学習内容の修得度を確認してもらうため、講義終了後には修了評価を実施する方針も固めた。
■厚労省がパブコメ募集
厚労省では、研修内容の見直しについて、パブリックコメントを募集している。募集期間は3月22日(必着)まで。意見は電子政府の総合窓口(e-Gov)か、厚労省老健局振興課福祉用具・住宅改修係で受け付ける。詳細はこちら。
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