ふくえん熊本 清田です
これは、おもしろい!
「『走れメロス』のメロスは作中、
王から言い渡された3日間の猶予のうち
初日と最終日を使って10里(約39キロ)の道を往復します。
今回村田君の研究ではこの道のりにかかった時間を文章から推測。
例えば往路の出発を内容から仮定して……
距離を時間で割った平均速度はずばり時速3.9キロ! うん、歩いてるね!
往路も考察、復路では途中、
激流の川渡りや山賊との戦いといったアクシデントがあり、
これらのタイムロスも勘案してメロスの移動速度を算出します。
その結果、野や森を進んだ往路前半は時速2.7キロ、
山賊との戦い後、死力を振りしぼって走ったとされる
ラストスパートも時速5.3キロと、思った以上に「ゆっくり!」な
移動速度が算出されてしまいました。
メロス……走ってないやん!
ちなみに、フルマラソンの一般男性の平均時速は9キロだそうです。
もちろん、現代のように道が道らしく整備されている保証はありません
いろんな足止め要素を想像すれば、算出された平均速度以上に
メロスは頑張っていたと想像することも可能です。
ちなみに発表者の村田くんは、
「往路の事でメロスは、結婚式のために色々買ったので、
それをすべて持って村に行かなければいけないので、
少し遅くなったと思います。しかし、遅すぎると思いました
タイトルが、『走れよメロス』のほうが合っているなと思いましただって!
中学生の村田くん、ナイス研究!面白すぎる。
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